七の日記

日々のできごとを綴ります

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あるママ友

忘れられないママ友がいる


子供が通園するミッションスクールの幼稚園で一緒だったママ友


篤い信仰をされていたあるママ友
こちらは別のママ友に誘われて何も考えずその幼稚園に入園


初めて我が家に遊びに来てくれた、あるママ友
入り口1階にある郵便受けの中の手紙を
3階の家まで持ってきてくれた


郵便受けの扉を開けないとその郵便物は持ち出せない


「入ってたから。ハイどうぞ」と郵便物を手渡された


とても親切で賢くて
看護師でもあるママ友
子供の躾に関しても子供の意見を聞いて
信仰に照らし合わせて
両親で納得のいく育児をされていた



その日から私の心の中であるママ友にちょっとした不信感が芽生えた
親切に持ってきてくれたんだと
それとは別にもやもや


そのもやもやを打ち消しても
もやもやは消えて無くならなかった


しばらくして
あるママ友とお互いの子供を遊ばせながら
何故か宗教の話になった
今となってはタブーな話題と言えるのだが
その頃は若気の至りでそういった世間一般の常識が無かった
浅はかといえば浅はかな若き自分だった



彼女のご主人は信仰に関わる職業に就き
一家で子供を連れて英国での仕事を終え帰国した
お子さんにも基本なところは教えを守らせていたのだった


「○○ちゃんのお母さんはどうなの?」と訊かれ


○○ちゃんのお母さんである私は
クリスマスにはクリスマスケーキを食べて
お正月は初詣に行くし
実家は神道系だし
主人の方は禅宗で一般的な日本人
なので、真面目に答えて深刻になると困るかなと思って
面白おかしくこう答えた


「主人教です」


笑ってずっこけてこの話題を終わりにしてくれると思いきや
真逆となってしまった



ものすごい真面目に説教されたのだった
そして自分の信仰している宗教のお話が続き
超上目線で私の「主人教」について論破したのだった


軽いお笑いをとるつもりが大変なことに...



宗教
政治
スポーツもなるべく避けた方がいい話題らしい


あるママ友の家から帰ってきて
ぐったりしたのは言うまでも無い


苦い経験だった

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