七の日記

日々のできごとを綴ります

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とある紳士との会話

ご訪問ありがとうございます


先日買い物の際
バスの時刻表を確認していたら
感じの良い紳士にあと10分後にバスが来るよと声を掛けられた


こういっては何だが
私はよく話しかけられたり
道を聞かれたり
電車の乗り換えを尋ねられたりすることが多い


175㎝くらいのその紳士は酸素吸入のボンベをコロコロで持ち
カニューラで酸素を吸入していた
仕立ての良いお洋服で清潔感のあるおじさまという印象


いろいろ話していくうちに
へーと思うことがたくさんあった


82歳
肺は片方手術で取り去っている
酸素ボンベがないと命なくなる
6回手術入院11回
去年まで現役
都内の会社へ出社し363日仕事してた
年末年始だけ休み
海外出張も多くほぼ仕事
去年までゴルフしてたよ
と自己開示してくれた


なぜ片肺に?と訊くと
若いころからたばこ一日40本吸ってた何十年も
これだねぇー原因は
でもやめられないんだナこれが


最初はまず太ももの付け根の動脈が詰まったことから始まって
何回もステント手術をしたそうな


その後肺の癌が見つかって手術で取り去ったそう
そんな大病しながらも
80過ぎまでコロナ関係なくバリバリ仕事してたってことは....


メーカーとおっしゃったので
CEOかCFO
と思った


背筋も立ち姿もすっとしてて
82歳のお爺さんには見えない ゴルフのお陰?


いわゆる普通のお爺さんの印象とは違う


「買い物は全部宅配だヨ 手ぶらいいね 最も今はもう、荷物は持てないからサ」
とちょっとすねた感じだった..


別れる際は
大変美しいお辞儀をしてくださった


いつまでもお元気で!
良いお年を
と別れた


袖触れ合うも多生の縁..


いろいろな人生があって
色々な時間があって
その一時
その一瞬におじさまとの出会いがあった


健康について深い考察の機会を与えられた



忘れがたい2022年年末の出会いだった



最後までお読みくださりありがとうございます

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